コラレン花文水差 特許第16137号 U5204

作品番号 U5204 ブランド オールド・ニッポン 作品名称 コラレン花文水差 裏印 U.S.PATENT NBR.912171 FEB.9.1909 特許 第16137号 JAPAN 寸　　法 H：11cm　L：6cm　W：6.5cm 状　　態 カケ・ワレ・ヒビなどなく良好な状態 素　　材 陶磁器 原産国名 日本 輸入国名 アメリカ 数　　量 現品限り 文　　献 Collector's Encyclopedia of NIPPON PORCELAIN Identification & Values Fifth Series(Joan Van Patten・COLLECTOR BOOKS)に同作品の掲載有 解　　説 コラレンとは、英語で「珊瑚のような（coralene）」という意味です。
これは器面に施された細かなガラスビーズが珊瑚に似ていることからきています。
コラレンは作陶に繊細で難度の高い装飾技術を要するため、現存する作品数が少ないことが特徴として挙げられます。
その作陶方法は、磁器を絵具で塗りつぶしてデザインにあったガラスビーズを貼り付けた後に、金彩で囲んで仕上げるというものです。
こうして出来上がったコラレンはガラスビーズの施された部分が、光の入る角度によって色が変化し浮き上がって見え、キラキラと輝きます。
その優美なデザインが見るものを魅了し人気を博しました。
コラレンの裏印には特許番号が付与されていますが、これは横浜にあった米国商社・ヴァンタイン商会が1907年に日本の特許庁へ、1908年にアメリカ特許庁に特許をそれぞれ申請したものです。
現在コラレンの裏印は7種類確認されていますが「USパテント91217」のものが完成度も高いと言われており、オールドノリタケと並ぶ人気のコレクターズアイテムとなっています。
明治時代の珊瑚のような陶磁器_コラレン．．．楽天市場のショップで商品詳細の続きを見る